バーナード・ホプキンス

アメリカ合衆国のボクサー

バーナード・ホプキンスBernard Hopkins1965年1月15日 - )は、アメリカ合衆国の元プロボクサーペンシルベニア州フィラデルフィア出身。元WBAスーパーWBCIBFWBO世界ミドル級統一王者。元WBAスーパー・IBF世界ライトヘビー級王者。元WBC世界ライトヘビー級王者世界2階級制覇王者。史上初の4団体統一王者。

バーナード・ホプキンス
ペンシルベニア州スポーツ殿堂入りを受け故郷フィラデルフィアで記者会見をするホプキンス
基本情報
本名 バーナード・ハンフリー・ホプキンス・ジュニア
通称 The Executioner(死刑執行人)[1]
B-Hop
The Alien(宇宙人)[2]
階級 ライトヘビー級
身長 185cm
リーチ 191cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1965-01-15) 1965年1月15日(61歳)
出身地 ペンシルベニア州フィラデルフィア
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 67
勝ち 55
KO勝ち 32
敗け 8
引き分け 2
無効試合 2
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49歳3か月での最年長世界王座獲得記録、最年長防衛記録を持つ。ゴールデンボーイ・プロモーションズの重役に就任しており、HBOでゲスト解説としても度々登場している。

来歴

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デビュー前
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10歳でボクシングを始め、アマチュアでは99戦95勝4敗という戦績を残しているが、17歳の時に9つの罪で懲役18年を宣告され約5年間服役する。

1988年、仮出所。キリスト教からイスラム教へ改宗する。

ライトヘビー級
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1988年10月11日、23歳の時にライトヘビー級でデビューするが、黒星でプロのキャリアをスタートした。デビュー戦後は1年以上リングへは上がらなかった。

ミドル級
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2戦目以降は徐々に身体を絞り、ミドル級前後の体重で試合経験を重ねた。

1992年12月4日、USBA全米ミドル級王座を獲得。その後4度の防衛に成功。

1993年5月22日、ロイ・ジョーンズ・ジュニアアメリカ合衆国)と空位のIBF世界ミドル級王座を争うが0-3の判定負け。

1994年12月17日、セグンド・メルガド(エクアドル)とのIBF世界ミドル級王座決定戦で引き分けた。

1995年4月29日、メルカドと再戦し7回TKOで破り、IBF世界ミドル級王座を獲得に成功した。

1996年1月27日、スティーブ・フランク(ガイアナ)を右アッパーで倒し、ミドル級世界戦最速KO記録となる初回24秒TKOで勝ちを収め初防衛。以後、同級で12回の王座防衛に成功。

2001年には主要4団体の王者による王座統一トーナメントが行われ、2001年4月14日にはキース・ホームズ(アメリカ)に3-0の判定勝ちを収めWBC王座を吸収した。

続いて2001年9月29日にはフェリックス・トリニダードプエルトリコ)に12回1分18秒TKO勝ちを収めWBA王座を吸収し、マービン・ハグラー以来の3団体統一王者となった。

2003年3月29日、モラード・アッカール(フランス)と対戦し、8回TKO勝ちを収めWBAは2度目、WBCは3度目、IBFは16度目の防衛に成功した[3]

2003年12月13日、ボードウォーク・ホールでWBA世界ミドル級正規王者ウィリアム・ジョッピーと対戦し、3-0(119-109、119-108、118-109)の判定勝ちを収めWBAは王座統一による3度目、WBCは4度目、IBFは17度目の防衛に成功した。

2004年9月18日、WBO世界ミドル級王者のオスカー・デ・ラ・ホーヤ(アメリカ)と4団体王座統一戦をミドル級の規定体重を2ポンド下回る158ポンド契約で行い、それまでKO負けの経験がなかったデ・ラ・ホーヤを左ボディ一発でカウントアウトさせ、9回1分38秒KO勝ちを収めWBO王座を獲得し、初の主要4団体の王座統一に成功した[4]

2005年7月16日、ジャーメイン・テイラー(アメリカ)と対戦し、ホプキンスにとってロイ・ジョーンズ・ジュニアに敗れて以来12年ぶりの敗戦となる1-2の判定負けを喫し、WBAは7度目、WBCは8度目、IBFは21度目、WBOは2度目の防衛に失敗、4団体王座から陥落した[5]

2005年12月3日、WBAスーパー・WBC・WBO世界ミドル級王者ジャーメイン・テイラーとダイレクトリマッチで再戦したが、初戦以上の力量差を見せつけられ0-3の判定負けを喫し7か月ぶりの王座返り咲きに失敗した。

ライトヘビー級
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2006年6月10日、ライトヘビー級に転向し、IBONBAライトヘビー級王者アントニオ・ターバー(アメリカ)と対戦、ライトヘビー級のターバーに対し一方的な内容で3-0の判定勝ちを収めた。この試合がラストファイトと宣言していたホプキンスだが、2007年7月21日、元WBAスーパー・WBC・IBF世界スーパーウェルター級王者のロナルド・ライト(アメリカ)と170ポンド契約12回戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収めた[6]

2008年4月19日にラスベガス・トーマス&マック・センターで、ジョー・カルザゲ戦がライトヘビー級のウェイトにて行われた。1Rに右のショートストレートでダウンを奪ったが中盤以降盛り返され10Rにはローブローを受けて中断もあった中12Rを戦い抜き、判定1-2(114-113, 112-115, 111-116)にて辛くも敗北した[7]。お互いにクリンチが多く、決定打にかける試合であり、手数とスタミナが勝敗の分かれ目になった。

2008年10月18日、34戦全勝(30KO)のホープであり、WBC・WBO世界ミドル級統一王者ケリー・パブリク(アメリカ)とノンタイトルの170ポンド契約12回戦を行い、試合前の予想ではパブリクが有利といわれていたが、ホプキンスは若いパブリクを完全に翻弄し切って12回3-0(117-109、119-106、118-108)の判定勝ちを収め、パブリクに初黒星をつけた[8]

2009年12月2日、エンリケ・オルネラス(メキシコ)とノンタイトル12回戦で対戦し、12回3-0の判定勝ちを収めた[9]

2010年4月3日、ロイ・ジョーンズ・ジュニアとおよそ17年ぶりに再戦し、12回3-0の判定勝ちを収めた[10]

2010年12月18日、WBC・IBO世界ライトヘビー級王者ジャン・パスカルカナダ)と対戦。1、3回にダウンを奪われその後は盛り返したものの、12回1-0(114-112、114-114、113-113)の判定で引き分けた為、両王座獲得に失敗した[11]。この試合はWBCの年間最高試合に選出された[12]

2011年5月21日、前回引き分けに終わったジャン・パスカルと再戦し、12回3-0の判定勝ちでWBC王座獲得、WBCダイヤモンド王座の獲得に成功、ジョージ・フォアマンの持つ45歳9か月での最年長世界王座獲得記録を更新する、46歳4か月での世界王座獲得を達成した[13]。IBO世界ライトヘビー級王座はホプキンスがIBOへの認定料の支払いを拒否した為、試合後に空位となった。

2011年10月15日、チャド・ドーソンと防衛戦を行う。2ラウンド途中にドーソンに投げられるような形でキャンバスに転倒した際に左肩を強打、試合続行不可能となり無効試合となった。しかしWBCは試合後にビデオ検証の結果引き分けと判断したため、ホプキンスに王座が返還され事実上のWBC王座の初防衛に成功した。[14]。なおWBCの判断は引き分けとなったが、公式記録は無効試合と記録されている。

2012年4月28日、ロサンゼルスステイプルズ・センターからアトランティックシティボードウォーク・ホールに舞台を移して行われたチャド・ドーソンとダイレクトリマッチで再戦するも、12回0-2(114-114、2者が111-117)の判定負けを喫しWBC王座の2度目の防衛に失敗し、王座から陥落した[15]

2013年3月9日、IBF世界ライトヘビー級王者タボリス・クラウドに挑戦し、3-0(117-111、2者が116-112)の判定勝ちでWBCに次ぐ王座返り咲きに成功。自身の持つ46歳4か月での世界王座獲得を更新する48歳2か月での世界王座獲得を達成した[16]

2013年7月13日、ニューヨークバークレイズ・センターカロ・ムラトと対戦する予定であったが、理由は明らかになっていないが対戦相手のムラトにアメリカ入国ビザが発給されず一旦は中止となった[17]。その後ムラトの代役にセルゲイ・コバレフと交渉していたが[18]、コバレフはWBO王者ネイサン・クレバリーに挑戦することが内定した為コバレフ戦は実現しなかった[19]。しかしその間にムラトにアメリカ入国ビザが発給されることになり、同年10月26日にアトランティックシティボードウォーク・ホールでカロ・ムラトとの対戦が決定した[20]

2013年10月26日、アトランティックシティのボードウォーク・ホールでカロ・ムラトとIBF世界ライトヘビー級タイトルマッチを行い、中盤以降ホプキンスがペースを握り、9回にムラトが左目をカットするなどホプキンスにしては珍しくKO狙いがうかがえる攻撃的な試合を展開するが、デ・ラ・ホーヤ戦以来9年ぶりのKO勝ちはならなかったものの12回3-0(117-110、119-108、119-108)の判定勝ちを収め初防衛に成功した[21]

2014年4月19日、ワシントンD.C.DCアーモリーでWBA世界ライトヘビー級スーパー王者ベイブット・シュメノフカザフスタン)と王座統一戦を行い、12回2-1(113-114、116-111、116-111)の判定勝ちを収めIBF王座の2度目の防衛、WBAスーパー王座の獲得に成功、王座統一を果たすと共に自身の持つ世界王座最年長獲得記録と世界王座最年長防衛記録を49歳3か月に更新し、統一世界王者としての最年長記録も塗り替えた[22]。シュメノフが持っていたIBA世界ライトヘビー級王座はホプキンスがIBAへの認定料の支払いを拒否した為、空位となった。[要出典]

2014年5月9日、WBAはホプキンスを4月度の月間MVPに選出した[23][24][25]

2014年11月8日、アトランティックシティボードウォーク・ホールでWBO世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフロシア)と王座統一戦を行うが、12回0-3(2者が107-120、106-120)の判定負けを喫しWBAスーパー王座の初防衛、IBF王座3度目の防衛、WBO王座獲得に失敗。ミドル級に続きライトヘビー級での3団体統一に失敗すると共に自身の持つ世界王座最年長獲得記録と世界王座最年長防衛記録を49歳10か月に更新することにも失敗した[26]

2015年8月5日、IBFがIBF世界ライトヘビー級王者のセルゲイ・コバレフの指名挑戦者決定戦でIBF世界ライトヘビー級2位のアルツール・ベテルビエフと対戦するよう指令を出すが、ホプキンスは指令を断った[27]。後日ホプキンスが会見を開き「スーパーミドル級に転向し4階級制覇を目指すよ」と話し、ゴールデンボーイ・プロモーションズも要望に応えてWBO世界スーパーミドル級王者のアルツール・アブラハムとの対戦を目標にしたがヒルベルト・ラミレスに敗れてしまった為、対戦は実現できなかった。

2016年12月17日、2年1か月ぶりの試合でカリフォルニア州イングルウッドザ・フォーラムでWBC世界ライトヘビー級2位でWBCインターナショナル同級王者のジョー・スミス・ジュニアと引退試合としてWBCインターナショナル同級タイトルマッチを行うも、スミスのパンチでリング下に転落し20カウント以内にリングに戻れなかったことで、プロ初のKO負けとなる8回53秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗、試合後に引退を表明しゴールデンボーイ・プロモーションズの副社長に就任した[28][29]

戦績

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  • アマチュアボクシング:99戦 95勝 4敗
  • プロボクシング:67戦 55勝 (32KO) 8敗 2分 2無効試合
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
11988年10月11日4R判定0-2クリントン・ミッチェルアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国プロデビュー戦
21990年2月22日4R判定3-0グレグ・パイジアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
31990年4月26日1RTKOキース・グレイアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
41990年5月18日1RTKOエド・テーラーアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
51990年5月31日2R 0:43TKOヨウビン・メルカドアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
61990年6月30日1R 0:36KOカリフ・シャバスアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
71990年8月5日6R判定3-0パーシー・ハリスアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
81990年10月20日1RTKOダーリン・オリバーアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
91990年11月17日1R 0:35TKOマイク・サップアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
101991年2月26日1RKOリチャード・キレスアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
111991年3月18日3R 1:10TKOスチーブ・ラングレーアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
121991年6月20日1R 0:56TKOペドロ・マルケスアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
131991年7月9日1RKOダン・ミッチェルアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
141991年9月23日1R 1:28TKOラルフ・モンクリーフアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
151991年11月26日7RTKOデビッド・マクラスキーアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
161991年12月13日10R判定3-0ウィリー・ケンプアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
171992年1月31日4R 終了TKOデニス・ミルトンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
181992年4月3日10R判定3-0ランディ・スミスアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
191992年5月21日10R判定1-0アニバル・ミランダ コロンビア
201992年8月28日1R 1:44KOジェームス・ストークスアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
211992年9月14日1R 1:47KOエリック・ラヒネハートアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
221992年12月4日1R 0:21TKOウェイン・パウエルアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国USBA全米ミドル級王座決定戦
231993年2月16日12R判定3-0ギルベルト・バプチストアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国USBA防衛1
241993年5月22日12R判定0-3ロイ・ジョーンズ・ジュニアアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国IBF世界ミドル級王座決定戦
251993年8月3日7R 1:41TKOロイ・リッチーアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国USBA防衛2
261993年11月23日3R 0:28TKOウェンドール・ホールアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国USBA防衛3
271994年2月26日3R 0:48TKOメルビン・ワインアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
281994年5月17日12R判定3-0ルペ・アキノメキシコの旗 メキシコUSBA防衛4
291994年12月17日12R判定1-1セグンド・メルガドエクアドルの旗 エクアドルIBF世界ミドル級王座決定戦
301995年4月29日7R 1:10TKOセグンド・メルガドエクアドルの旗 エクアドルIBF世界ミドル級王座決定戦
311996年1月27日1R 0:24TKOスティーブ・フランクガイアナの旗 ガイアナIBF防衛1
321996年3月16日4R 2:50KOジョー・リプシーアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国IBF防衛2
331996年7月16日11R 2:02TKOウィリアム・ボー・ジェームスアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国IBF防衛3
341997年4月19日7R 2:22TKOジョン・デビッド・ジャクソンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国IBF防衛4
351997年7月20日11R 1:23TKOグレンコフ・ジョンソンジャマイカの旗 ジャマイカIBF防衛5
361997年11月18日12R判定3-0アンドリュー・カウンシルアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国IBF防衛6
371998年1月31日6R 1:00TKOサイモン・ブラウンジャマイカの旗 ジャマイカIBF防衛7
381998年8月28日4R 2:57NCロバート・アレンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国IBF防衛8
391999年2月6日7R 1:18TKOロバート・アレンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国IBF世界ミドル級王座統一戦
IBF防衛9
401999年12月12日12R判定3-0アントワン・エコーズアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国IBF防衛10
412000年5月13日12R判定3-0シド・バンダープールカナダの旗 カナダIBF防衛11
422000年12月1日10R 1:42TKOアントワン・エコーズアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国IBF防衛12
432001年4月14日12R判定3-0キース・ホームズアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBC・IBF世界ミドル級王座統一戦
WBC獲得・IBF防衛13
442001年9月29日12R 1:18TKOフェリックス・トリニダードプエルトリコの旗 プエルトリコWBA・WBC・IBF世界ミドル級王座統一戦
WBC防衛1・IBF防衛14
WBAリングマガジン王座獲得
452002年2月2日10R 終了TKOカール・ダニエルズアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBA防衛1・WBC防衛2・IBF防衛15
462003年3月29日8R 終了TKOモラード・アッカールフランスの旗 フランスWBA防衛2・WBC防衛3・IBF防衛16
472003年12月13日12R判定3-0ウィリアム・ジョッピーアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBA・WBC・IBF世界ミドル級王座統一戦
WBA防衛3・WBC防衛4・IBF防衛17
482004年6月5日12R判定3-0ロバート・アレンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBA防衛4・WBC防衛5・IBF防衛18
492004年9月18日9R 1:38KOオスカー・デ・ラ・ホーヤアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBA・WBC・IBF・WBO世界ミドル級王座統一戦
WBA防衛5・WBC防衛6・IBF防衛19・WBO獲得
502005年2月19日12R判定3-0ハワード・イーストマンイギリスの旗 イギリスWBA防衛6・WBC防衛7・IBF防衛20・WBO防衛1
512005年7月16日12R判定1-2ジャーメイン・テイラーアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBA・WBC・IBF・WBO・リングマガジン王座陥落
522005年12月3日12R判定0-3ジャーメイン・テイラーアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBA・WBC・WBO世界ミドル級タイトルマッチ
532006年6月10日12R判定3-0アントニオ・ターバーアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国IBONBA世界ライトヘビー級タイトルマッチ
542007年7月21日12R判定3-0ロナルド・ライトアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
552008年4月19日12R判定1-2ジョー・カルザゲイギリスの旗 イギリス
562008年10月18日12R判定3-0ケリー・パブリクアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
572009年12月2日12R判定3-0エンリケ・オルネラスメキシコの旗 メキシコ
582010年4月3日12R判定3-0ロイ・ジョーンズ・ジュニアアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
592010年12月18日12R判定1-0ジャン・パスカルカナダの旗 カナダWBC世界ライトヘビー級タイトルマッチ
602011年5月21日12R判定3-0ジャン・パスカルカナダの旗 カナダWBC世界ライトヘビー級タイトルマッチ
WBC・IBO・WBCダイヤモンド王座獲得
612011年10月15日2R 2:48NCチャド・ドーソンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBC防衛1
622012年4月28日12R判定0-2チャド・ドーソンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBC陥落
632013年3月9日12R判定3-0タボリス・クラウドアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国IBF世界ライトヘビー級タイトルマッチ
642013年10月26日12R判定3-0カロ・ムラトドイツの旗 ドイツIBF防衛1
652014年4月19日12R判定2-1ベイブット・シュメノフカザフスタンの旗 カザフスタンWBA・IBF世界ライトヘビー級王座統一戦
IBF防衛2
WBA・IBA獲得
662014年11月8日12R判定0-3セルゲイ・コバレフロシアの旗 ロシアWBA・IBF・WBO世界ライトヘビー級王座統一戦
WBA・IBF陥落
672016年12月17日8R 0:53KOジョー・スミス・ジュニアアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBCインターナショナルライトヘビー級タイトルマッチ
テンプレート

ファイトスタイル

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戦術に長けた万能型であり、優れた防御感とテクニックで相手の長所を消す戦法を得意とし、またレスリングの練習に裏打ちされたクリンチワークの巧さも持ち合わせている。ボディーワークをベースにしたディフェンスで相手の攻撃を空に切らせ、オフェンスにおいてはダイレクトライトとカウンターを得意とする。全盛期はそのリングネームがそのまま通用するほどの凄みとキレを誇った。また、パンチの次に飛んでくる頭、相手を巧妙にホールドしながらのパンチ、相手のローブローを大げさにアピールしての時間稼ぎ、レフェリーが見ていない隙の加撃などで、悪い流れも自分のほうに引き寄せてしまう。

そのファイトスタイルでフェリックス・トリニダードオスカー・デ・ラ・ホーヤといった人気者をことごとく打ち倒してきたため、ヒール(悪役)が彼のキャラクターとなっている。なお、試合の際のリング入場時にはニックネーム通りの死刑執行人の衣装(死刑執行人の意味のX字が書かれているマスクをかぶっている)で登場したり、棺桶に入って登場して来たり、宇宙人のマスクをかぶって登場したりした。現在でこそ当世きっての狡智に長けた完成度の高いボクサーと目されるが、キャリア前半期は死刑執行人の名にふさわしい荒々しい倒し屋というイメージが付き纏っており、好戦的なハードパンチャーだった。世界戦も含め1RKOが13度ある。キャリアのハイライトの一つとなったフェリックス・トリニダード戦では荒々しさを封印して高度なテクニックと狡猾な戦術でスーパースターであったトリニダードを圧倒し、驚きを持って迎えられた。

獲得タイトル

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  • USBA全米ミドル級王座
  • IBF世界ミドル級王座(防衛20)
  • WBC世界ミドル級王座(防衛7)
  • WBA世界ミドル級スーパー王座(防衛6)
  • WBO世界ミドル級王座(防衛1)
  • WBC世界ライトヘビー級王座(防衛1)
  • IBF世界ライトヘビー級王座(防衛2)
  • WBA世界ライトヘビー級スーパー王座(防衛0)
  • IBA世界ライトヘビー級王座
  • IBO世界ライトヘビー級王座(1期目: 防衛0=返上、2期目: 防衛0=剥奪)
  • NBA世界ライトヘビー級王座
  • リングマガジン世界ミドル級王座
  • WBC世界ライトヘビー級ダイヤモンド王座

ペイ・パー・ビュー売上げ

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日付イベント売上げテレビ局
2011年10月15日 バーナード・ホプキンス vs. チャド・ドーソン 1 4万件 HBO
2010年4月3日 バーナード・ホプキンス vs. ロイ・ジョーンズ・ジュニア 2 14万件 HBO
2008年10月18日 バーナード・ホプキンス vs. ケリー・パブリク 19万件 HBO
2007年7月21日 バーナード・ホプキンス vs. ロナルド・ライト 31万件 HBO
2006年6月10日 バーナード・ホプキンス vs. アントニオ・ターバー 33万件 HBO
2005年12月13日 バーナード・ホプキンス vs. ジャーメイン・テイラー 2 41万件 HBO
2005年7月16日 バーナード・ホプキンス vs. ジャーメイン・テイラー 1 37万件 HBO
2004年9月18日 バーナード・ホプキンス vs. オスカー・デ・ラ・ホーヤ 100万件 HBO
2001年9月29日 バーナード・ホプキンス vs. フェリックス・トリニダード 48万件 HBO

脚注

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  1. 「現代スーパーボクサー」【21】バーナード・ホプキンス(米国)”. 時事通信 (2012年5月1日). 2011年11月14日閲覧。
  2. ホプキンスが“エイリアン”を襲名 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年10月19日
  3. ホプキンスが防衛 ボクシング世界ミドル級 47NEWS 2003年3月30日
  4. デラホーヤ初のKO負け 統一世界ミドル級戦 47NEWS 2004年9月19日
  5. ホプキンス敗れる 統一世界ミドル級戦 47NEWS 2005年7月17日
  6. ホプキンス ライトヘビー級再転向後2連勝 AFPBB News 2007年7月22日
  7. カルザゲ ホプキンス下し無敗記録を伸ばす AFPBB News 2008年4月20日
  8. 43歳ホプキンス、26歳王者に勝利 ロイター 2008年10月20日
  9. ホプキンス、復帰戦で判定勝利 ロイター 2009年12月4日
  10. ホプキンスがジョーンズに勝利、17年ぶり雪辱 ロイター 2010年4月5日
  11. パスカルが論議呼ぶ引き分け ホプキンス抗議 WBC世界L・ヘビー級戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年12月22日
  12. 2010年最優秀はマルティネス パッキアオは過去10年のMVP WBCが発表 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年1月4日
  13. ホプキンス46歳4ヵ月の王者 日刊スポーツ 2011年5月23日
  14. ホプキンス王座返還 ビデオ検証でドロー 日刊スポーツ 2011年10月22日
  15. 47歳ホプキンス判定で王座防衛に失敗 デイリースポーツオンライン 2012年4月29日
  16. ホプキンス最年長王座奪取/ボクシング 日刊スポーツ 2013年3月10日
  17. ホプキンス×ムラト戦中止に”. ボクシングニュース「Box-on!」 (2013年6月15日). 2013年6月15日閲覧。
  18. コバレフまた爆発 IBF1位決定戦”. ボクシングニュース「Box-on!」 (2013年6月15日). 2013年6月15日閲覧。
  19. Nathan Cleverly-Sergey Kovalev set ESPN.com 2013年6月22日
  20. ホプキンスは結局ムラトと初防衛戦 10.19アトランティックシティ”. ボクシングニュース「Box-on!」 (2013年7月22日). 2013年7月22日閲覧。
  21. 48歳ホプキンスが初防衛に成功 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年10月27日
  22. ホプキンス49歳3ヵ月で王座統一、最年長記録更新 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年4月20日
  23. World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年5月9日
  24. Bernard Hopkins and Floyd Mayweather Jr with the honors of the month WBA公式サイト 2014年5月9日
  25. WBA最新ランキング、月間MVPはホプキンス Boxing News(ボクシングニュース) 2014年5月10日
  26. コバレフ大差勝ちで3団体統一、ホプキンス敗れる Boxing News(ボクシングニュース) 2014年11月9日
  27. Beterbiev opponent? Not Hopkins, maybe Chilemba”. ESPN.com (2015年8月7日). 2015年8月10日閲覧。
  28. Joe Smith Jr blasts Bernard Hopkins through the ropes and into retirement Fightnews.com 2016年12月18日
  29. ホプキンスがリング下に落下、最終戦は初TKO負け Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月18日

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
ロイ・ジョーンズ・ジュニア
IBF世界ミドル級王者

1995年4月29日 - 2005年7月16日

次王者
ジャーメイン・テイラー
前王者
キース・ホームズ
WBC世界ミドル級王者

2001年4月14日 - 2005年7月16日

次王者
ジャーメイン・テイラー
前スーパー王者
N/A
WBA世界ミドル級スーパー王者
2001年9月29日 - 2005年7月16日
次スーパー王者
ジャーメイン・テイラー
前王者
フェリックス・トリニダード
WBA世界ミドル級王者

2001年9月29日(スーパー王座と同時認定) - 2005年7月16日

次王者
ジャーメイン・テイラー
前王者
オスカー・デ・ラ・ホーヤ
WBO世界ミドル級王者

2004年9月18日 - 2005年7月16日

次王者
ジャーメイン・テイラー
前王者
ジャン・パスカル
WBC世界ライトヘビー級王者

2011年5月21日 - 2012年4月28日

次王者
チャド・ドーソン
前王者
タボリス・クラウド
IBF世界ライトヘビー級王者

2013年3月9日 - 2014年11月8日

次王者
セルゲイ・コバレフ
前スーパー王者
ベイブット・シュメノフ
WBA世界ライトヘビー級スーパー王者
2014年4月19日 - 2014年11月8日
次スーパー王者
セルゲイ・コバレフ
前王者
ベイブット・シュメノフ
WBA世界ライトヘビー級王者

2014年4月19日(スーパー王座と同時認定) - 2014年11月8日

次王者
セルゲイ・コバレフ