Pidginは、インスタントメッセンジャーの一つ。WindowsLinuxに対応している。複数のプロトコルを扱えるマルチプロトコルクライアントである。旧称Gaim

Pidgin
Debian上で動作するPidgin
開発元 Sean Egan
最新版
2.14.14[1] ウィキデータを編集 / 2025年1月23日 (15か月前)
リポジトリ ウィキデータを編集
プラットフォーム クロスプラットフォーム
種別 インスタントメッセンジャー
ライセンス GPL
公式サイト pidgin.im ウィキデータを編集
テンプレートを表示

Pidginの元祖であるGTK+ AOL Instant MessengerはAOL Instant Messengerのクローンとして開発されたが、Pidginの現在の対応プロトコルは数多く、AOL以外にもMSN MessengerICQYahoo! Messenger日本版にも対応)、IRCXMPP等をサポートする。

現状では日本語周りにかなりの改善がなされており、通常使用するには問題ないレベルに達してはいるが、若干の不具合が残されており、この不具合を解消するパッチが有志により製作されている。このパッチを適用したWindowsバイナリも有志により作成されている。

特徴

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コンタクトリスト、タブを利用したインスタント・メッセージング、状態(オンラインオフラインなど、加えてメッセージなど)の変更などに対応している。また、Libpurpleというライブラリを利用しており、さまざまなIMプロトコルに対応している。

対応プロトコル

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プラグイン

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Pidginはプラグインを利用して機能を拡張することができる。

歴史

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Gaim 2.0.0 beta 6

Pidginは当初、オーバーン大学のMark Spencerによって、AOLインスタントメッセンジャーのGTKを使ったLinux上でのエミュレーションとして書かれた[2]。最も初期のアーカイブ化されているリリースは1998年12月31日のものである[3]。当時はGAIMGTK+ AOL Instant Messenger)と呼ばれていた。エミュレーションはリバースエンジニアリングには基づいておらず、AOLがウェブで公開していたプロトコルに関する情報に依拠していた。開発は何人かのAOLの技術スタッフに手伝われていた[2]。他のIMプロトコルに対するサポートはそれ以後すぐに加えられた[2]

また、2015年7月15日、PidginはElectronic Frontier Foundationのセキュアメッセージ・スコアカードで7点中7点を記録した[4]

改名

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元々このプロジェクトは当初GTK+ AOL Instant Messengerと言う名称だったが、これにAOLが反発し、Gaimと言う名称に変更。AOLもそれを受け入れ、しばらくは何事もなかった。

しかしながらGaimが2.0.0のベータ版を出す頃になり、再びAOLが、Gaimの名称にAIMが入っていたことに抗議(GAIM、ということ)。さらにAOLはGaimの開発者を訴えると脅しをかけてきたため、プロジェクトは2007年4月、GaimをPidginと言う名称に変更することにより、AOLと和解した。

関連項目

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脚注

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出典

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  1. “Pidgin 2.14.14 has been released!” (英語). 23 January 2025. 2025年1月23日閲覧.
  2. 1 2 3 Herper, Matthew (July 16, 2002). "Better Instant Messaging Through Linux" Forbes.com.
  3. Crawford, J. (1999年). User Guide”. marko.net. 1999年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月15日閲覧。 “As of now, the most recent sources are here (the file date is December 31, 1998)
  4. Secure Messaging Scorecard. Which apps and tools actually keep your messages safe?”. Electronic Frontier Foundation (2014年11月4日). 2015年7月6日閲覧。

外部リンク

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