「記事を無断でAI学習に使われた」ーーまた地方紙がOpenAIを提訴、しかも請求額100億ドル超
米地方紙9社がOpenAIとMicrosoftを訴え、データセットの破棄まで要求
忙しい人のための3行まとめ
- 米地方紙9社がOpenAIとMicrosoftを著作権侵害で提訴
- 記事の無断AI学習が理由、請求額は100億ドル超
- 学習済みモデルやデータセットの破棄まで要求
地方紙がブチ切れですよ。
アメリカの地方紙9社が、OpenAIとMicrosoftを著作権侵害で提訴したとBloomberg Lawなどが報じた。ボストン・ヘラルドやハートフォード・クーラント、サンディエゴ・ユニオン・トリビューンといった名だたる地方紙が名を連ねていて、訴訟は2025年11月末にニューヨークで起こされたものだ。
主張の核はシンプルで、「自分たちの記事を無断でAIの学習に使われた」というもの。記事の有料化(ペイウォール)や利用規約でスクレイピングや学習を明確に禁じていたのに、両社はそれを無視したと訴えている。さらにAIが生成した文章が元記事とほぼそっくりだという比較例まで提示していて、単なるバグではなく「意図的なコピーだ」と踏み込んでいるのが印象的だ。
ちなみに請求額はなんと100億ドル超。著作権者情報(バイラインや見出し)を剥ぎ取ったとしてデジタルミレニアム著作権法(DMCA)違反も主張し、学習済みモデルやデータセットの破棄まで求めている。OpenAIとMicrosoftを巡る同種の訴訟は、ニューヨーク・タイムズや作家団体のものを含めてもはや「行列」状態。AIと報道の摩擦は、ますます激しくなりそうだ。
→ OpenAI, Microsoft Sued by Publishers for Scraping Articles (1)
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