リンキング・ラブ

劇場公開日:2017年10月28日 116分

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解説・あらすじ

「デスノート」前後編の金子修介監督が萩島宏の同名ネット小説を実写映画化し、1990年代初頭のバブル末期にタイムスリップした女子大生が両親の離婚危機を阻止するべく奔走する姿を描いた青春SFコメディ。2017年、アイドルになる夢に破れた女子大生の美唯は、母が父に愛想を尽かして家を出ようとしている場面に遭遇する。途方に暮れる美唯の前に、部屋にあった魔法のランプから怪しげな守護神が出現。守護神は3つの願いごとをかなえてくれるというが、早とちりで美唯をバブル末期の日本に送り込んでしまう。そこで大学時代の両親に出会った美唯は、心がすれ違い気味の2人を結びつけるべく、母とアイドルグループを結成してアイドル好きの父を振り向かせようとするが……。「AKB48」の田野優花が主人公・美唯役で映画初主演を果たし、美唯の母の若き日を「22年目の告白 私が殺人犯です」の石橋杏奈が演じる。

キャスト

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スタッフ

監督

原作

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録音

整音

美術監督

美術

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編集

音楽

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キャスティング

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製作担当

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作品データ

製作年 2017年
製作国 日本
配給 BS-TBS
劇場公開日 2017年10月28日
上映時間 116分
映倫区分 G

映画レビュー

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バブルも歴史になりました

舞台となっている1991年は僕の大学時代ドンピシャである。地方の貧乏学生だったからバブルの浮かれた世相なんてテレビの中の出来事だったが、それでも映画に出てくる様々な流行や社会風俗は「あー、あったあった」と思い出すものばかりだし、あの頃を知る人にはわかるという小ネタも多く、なんとも懐かしい。それらを戯画化しすぎない絶妙なさじ加減で散りばめていく手腕はさすが金子修介監督。そんな金子監督が1991年に撮ったのが『就職戦線異状なし』で、これも劇中に出てくる。もうあの時代もそんな昔の話になったんだなぁ……。歴史の中の1ページになったってことか。 また金子監督はアイドル好きとしても知られ、アイドル史についての著書まで出しているほどだが、この映画もまた一種のアイドル論になっていて、アイドル〈についての〉映画としても非常に優れたものになっている(このあたり男性アイドルを扱った金子監督の『卒業旅行 ニホンから来ました』もちょっと連想させた)。劇中のASG16がAKB48の曲を歌い踊るところはもうほとんどMV風。「エブリデイ、カチューシャ」「フライングゲット」「恋するフォーチュンクッキー」といった有名曲の他に、「制服が邪魔をする」というマニアックな曲もやってたが、これがまた良い曲だ(AKBがブレイクする前の初期の曲で、金子監督が気に入って採用したらしい)。それにしても“アイドル冬の時代”ってのも今や懐かしいフレーズ。あの頃はまさかアイドル人気が再び大ブレイクする時代が来ようとは思ってもみなかった。未来のことなんてほんとわからんもんです。 主演は当時AKB48のメンバーだった田野優花。AKBの中では目立たないというか、いぶし銀みたいなメンバーだったようだが、コメディエンヌとしての才能をいかんなく発揮して好演している。若き日の母親役の石橋杏奈も魅力的だし(劇中でラムちゃんのコスプレまでしてくれる)、ASG16メンバーとなる女子大生たちを演じた若手女優たちのがんばりも素晴らしい。女の子を可愛く撮る金子監督だけあって、とにかくみんな可愛い。全員がAKBの曲を完コピしてるのもびっくり(田野ちゃんは当然だけど)。そんなアイドル映画でありながら、王道のタイムスリップ・エンターテイメント映画としても楽しめるところにこの映画の魅力があり、まさに笑えて泣ける映画だった。

もろ「バック・トゥー・ザ・フューチャー」

の丸パクリだが、なかなかどうしておもしろい。 ASG16! 若い女優さんたちのパワーが眩しい。 渡辺徹さんもダメなパパ役で元気に出演。西村まさ彦さんのランプの魔神も味わい深い。 もちろん、主役の田野さんや石橋さんもとっても素敵です。 最後の「恋するフォーチュンクッキー」やエンドロールの「ワンウェイジェネレーション」にも泣いた。

渡辺徹さんを偲んで

渡辺徹さん11月28日敗血症により61歳で死去 原作未読 監督は『みんなあげちゃう』『山田村ワルツ』 『香港パラダイス』『就職戦線異状なし』『毎日が夏休み』『恋に唄えば♪』平成ガメラシリーズ『デスノート』2部作の金子修介 脚本は『香港パラダイス』『GTO』『陽気なギャングが地球を回す』『猿ロック THE MOVIE』の 長谷川隆 まさしくアイドル映画 SFコメディー 91年にAKB48みたいなことをやっちゃうコンセプト 主演の田野優花は元AKB48(出演当時は所属)らしいが僕は彼女の存在を知らなかった 彼女同様比較的地味だったがAKB48辞めてから知名度が上がるコは何人かいる 川栄李奈然り中西里奈然り 田野はそれほど話題になっていないがこれからだろう 頑張れ AKB48のオーディションに落ちアイドルを諦めラッパーに転向するもうまくいかない大学2年生真塩美唯 おまけに両親は離婚寸前 絶望の美唯だったがなぜか自宅にあった魔法ランプから自称守護神が聞き間違いで登場 守護神は3つの願いを叶えてくれるという 両親の不仲を解消してもらおうとしたらなぜか1991年にタイムスリップ 自分の存在が消えないように両親を結婚させようと当時はアイドルも好きだったオタクのお父さんを振り向かせるため一念発起 学園祭で91年当時売れていた5人組アイドルグループ『ココリボン』の真似事をすることに お母さんと親友のお母さんと大学準ミスコン2人と一緒に結成はしたものの付け焼き刃で本番はうまくいかず大失敗 やけになった美唯はラップを披露 バッグに閉まっていたスマホを牛尾に奪われ強制的に1997年に戻された美優 ラップと盗まれたスマホのせいで1997年は大きく変わり果てていた 牛尾はプロのアイドルプロデューサーになりAKB48をパクってUSO48を結成して大当たり リベンジに燃える美唯は守護神に頼み込んでもう一度91年に戻り今度はAKB48のコピーアイドルグループASG16を結成するのであった 原作の小説そのものにも問題があるのかもしれないがいくらSFとはいえ支離滅裂 いちいち話の展開が強引で無理がある でもAKBがそこそこ好きな人には向いている 日本語ラップが嫌いな人は向いていない 91年の母を後ろに乗せて自転車を走らせるヒロインの姿は牛尾から母を奪い返し学園祭の会場に戻ろうとするシーン エンディングテーマは懐かしい本田美奈子の持ち歌『Oneway Generation』 カバーしたのは秋元康プロデュースのロックバンドThinking Dogs 男性ボーカルだがわりとうまい そういえばこれも作詞は秋元康 天皇陛下も若い頃お気に入りの名曲 あと作品には直接関係ないけどいい歳してアイドルに疑似恋愛なんてみっともないからやめとけ 裏切り者と激怒する姿はあまりにも馬鹿げている 女子になに夢を見てんだよ お前らも卒業しろよ あっちは卒業して幸せになるだろうけど アイドル志望の大学生の真塩美唯に田野優花 美唯の母でアパレルメーカーの経営者の真塩由美子に石橋杏奈 美唯の父(婿養子)で2次元好きの真塩健一郎に渡辺徹 当時はアイドルも好きで由美子と結婚する前の1991年の美唯の父・茂手木健一郎に白洲迅 アパレルメーカーの先代経営者で美唯の祖母・真塩由紀に浅田美代子 美唯の親友・吉岡雅美と1991年の雅美の母・寺島弘美に益田恵梨菜 大学ミスコン準グランプリでジュリアナスタイルの北川梨奈に樋井明日香 大学ミスコン準グランプリで明日香のライバル南田早織に未浜杏梨 ASG16メンバー西野マリに長谷川眞優 ASG16メンバー東山恵子に佐々木しほ ASG16メンバーで大学サッカー部の林田サチ江に眞嶋優 ASG16メンバーで大学サッカー部の中平カヨ子に古橋舞悠 ASG16メンバーで大学サッカー部の小谷ミナ代に森岡朋奈 ASG16メンバーで大学サッカー部の鈴木恵利に磯原杏華 ASG16メンバーで大学サッカー部の佐藤その子に葉月 ASG16メンバーで大学サッカー部の山田さゆりに百合沙 ASG16メンバーで大学サッカー部の高橋 理香に久田莉子 ASG16メンバーで大学サッカー部の田中春美に木下愛華 ASG16メンバーで大学軽音楽部の伊藤麻巳子に落合萌 「〜あーりませんか」口調の学生イベントプロデューサー牛尾貴文に落合モトキ 広告代理店の菊村亮輔に黄川田将也 茂手木の親友でアイドル研究会の浦野修一に加藤諒 ASG48のメンバーをスパルタ指導するアイドル研究会のオネエ加賀修造に中尾明慶 学園祭実行委員長の吉岡啓介に武田航平 早織のアッシー君・芦田 マコトにねりお弘晃 1991年はフサフサの助教授だった美唯が通う大学の教授田所に木下隆行 美唯と対決するラッパーに駒根木隆介 歴史が変わらないようパトロールしているタイムコップ室岡に大倉孝二 願いを3つだけ叶えてくれるランプの精・守護神に西村まさ彦

高評価され過ぎていて逆に怖い!

何の気なしに暇つぶしに観たが・・・驚愕! 完全に「バック・トゥ・ザ・フーチャー」のパクリ! 両親をくっつけるという目的から、AKB48の件(Johnny B. Goode/チャック・ベリー)まで 何から何まで完パクで呆然。開いた口が塞がらない・・・ 後半AKB要素があまりにも強く、秋元康が絡んでいるのかと思った。 にしても設定や演出が幼稚過ぎて、観ているこっちが恥ずかしくなる。 魔法のランプって・・・(苦笑)小・中学生向き。

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