日経COMEMO

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日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEM …

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記事一覧

「人間の意思が構造を作る」でも「構造が人間の意思を決める」でもない

マッチングアプリ「ペアーズ」の新CMだそうだ。 仕事も学校も迷いながら自分で選んできた。 だとしたら、誰と出会うかも自分で選んでみたい。 出会いにも、意思を。 とい…

「個人化する社会」の前に「数字化する個人」へ

朝起きて最初に見るものは何だろうか。 天気でも、家族の顔でもなく、スマートフォンの画面ではないだろうか。 SNSで何が話題になっているか、どんなニュースが出ているか…

「数寄」と「好き」と「空き」/非対称の日本

マグドナルドのハンバーガーの商品写真が日米で違うというのが一時海外で話題になったらしい。 これ↓ 大きさではなくて、米国のがきっちり整っているのに対し、日本のはズレている。 「言われて、比べればみればズレてるね」と思うかもしれないが、そういわれなければ、多くの日本人は気にもしなかったのではないだろうか。 この左右対称にあえてしないというのが日本的であるとも言える。 たとえば、数寄屋造りの茶室も京都竜安寺に代表される枯山水の庭園も左右非対称である。 なぜなら、完璧に整

人生は経験したことでできている…

思うこと 小学生時代  外で友達と体を使った遊びをたくさんした方がいい。切り傷・擦り傷の経験をして何が危険でどこまでが安全かを知る 中学生時代  できれば団体スポー…

日本は、なぜ「なんとかなる」と言いつづけるのか?— ホルムズ危機で露呈した“浦島太郎国家”の正体

エネルギーは、いつでも入ってくる。 その前提が、崩れた。 その現実を直視しないまま、 日本はまだこう言っている。 「まだ大丈夫」 「影響は限定的」 「冷静に見守る」…

誰かの「自分のための行動」がどこかの誰かの小さな救いになる

このイラストがXでバズってた。 秀逸だと思う。 日本のアニメや漫画の作り手はただ「描きたい」「面白いものを作りたい」と出したと思うが、それが世界のどこかの誰かの心の中の「小さな救い」になっていることがある。そしてその人の中での雨がやんだら、その傘はまた別の人の救いとなって手渡されるのだろう。 ちなみに、このポストで使用されている絵はアニメ「ノラガミ」の1シーンを二次加工したものである。 アニメ特品が医療的にも効果があるという研究もある。 それはさておき、釈迦の言葉につ

「リアルな場」の価値を、私たちは見誤っていないか──名鉄百貨店や西武渋谷店の閉店が問いかけること

2026年2月28日、名鉄百貨店本店が71年の歴史に幕を下ろしました。 1954年に東海地区初のターミナル型百貨店として開業し、名古屋駅前のシンボルとして世代を超えて愛され…

「カルチャーを作ろう」と言い出した会社は、もう手遅れだ

HubSpotを時価総額$38B(約5.7兆円)に育てたブライアン・ハリガンは、今、Sequoia Capitalの専属CEOコーチとして投資先の創業者を指導している。彼が語るCEOの条件、組織…

人と人の間にあるものは言葉ではない

電通が実施した「対話型AIとの関係性に関する意識調査(対象全国12~69歳1000人)」によると、若い人ほど対話型AIに対して情緒的交流を求めていることがわかった。 ChatGPT等対話型AIに対して、情報収集やわからないことの検索的な活用としてよりも、10代は「心の支えになってほしい・褒めてほしい・自分の存在を認めてほしい」という割合が高く、恋愛相談などもする。 つまり、AIが今までの親友や母親と同等レベルの存在になりつつあるということだ。 個人的にも生成AIは使用し

なぜ私たちは「選ぶこと」に疲れたのか──第3の消費トレンド「メンパ」の正体

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 コスパ、タイパの次に来るもの 「コスパ」という言葉が定着したのは2000年代のこと。費用対効果を重視する消費スタイルは、デ…

日本人のお辞儀に込められた意味とそれがもたらす安心

数日前に、Xでバズった動画がある。 横断歩道を渡ろうとする小学生のために車が止まってくれて、そこを渡った小学生がきちんとお辞儀をするという光景だ。 日本だけではな…

「なんとかなる」という空気を作れるのは誰かの選挙

なんかまた選挙が実施されるらしいです。 解散はまあその可能性もあるだろうと予想されたが、まさか立憲と公明が新党立ち上げるとは思わなかった。 で、せっかちなので、結局選挙の結果はどうなるの?というところだが、新聞、テレビなどは、中革連結成により、小選挙区での自民の当選者が前回より20〜50程度減るなどとするなどと言いだしている。 「公平に見て、特に都市部では、立憲や公明の勢力が以前から比較的強い地域が目立つため、自民に一定の影響は避けられないという分析は多い」などと書いて

「意識がアップデートできてない」と言う奴に限って「現実を見ようとしない」

「結婚や出産は今や贅沢品化している」という論を私以外でも最近言う人間が増えてきている。とはいえ、相変わらずメディアは見て見ぬフリを続けているが。 繰り返し「結婚…

「絶対にノーと言わなかった」百貨店・ノードストロームの現在地から、日本の明日を考える(前編)

1896年、カナダでゴールドラッシュが起きた。 一攫千金を夢見て、シアトルからも多くの人が北へ向かった。 その中に、実際に金を掘り当て、一定の資金を手にしてシアトル…